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当院からのお知らせ

花粉症に対するステロイド注射(ケナコルト筋注)について

2025年12月18日

本治療は厚生労働省により認可されていますが、副作用のリスク等の観点から、日本耳鼻咽喉科学会のガイドラインでは推奨されていません。
これまで当院では、従来から本治療を続けていた一部の患者さまに対してケナコルト筋注を行って参りましたが、上記の流れを鑑み2026年1月より保険診療としての本 治療を原則終了いたします。

なお花粉症に対して内服では効果不十分な患者に対して、現在では下記の治療法 が存在します。

抗 IgE抗体療法 (ゾレア皮下注)

非常に強力な抗アレルギー作用を発揮します。保険適応ですが、治療前に血液検査を行い基準を満たした方のみが対象です。3割負担でも薬剤費だけで数千円~数万円/月がかかります。
※当院では実施しておりません。

舌下免疫療法 (シダキュア、 ミティキュアなど)

対症療法ではなく、「根治」を目指す治療です。 毎日錠剤を舌下投与し、体をアレルゲンに慣れさせます。即効性がなく、アレルゲンの暴露が多い時期には開始できません。3~5年の継続が必要です。
※当院では実施しておりません。

当院ではリスクを十分に理解し、 既存の治療では生活に支障が出る方に限り、患者様の同意のもとで自費診療(5,500円)にてステロイド注射(ケナコルト筋注)継続対応いたします。

治療概要はこちら 施術同意書はこちら